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U型エンジン[たんでむにきとう]
U型エンジンとは2つの直列エンジン(2つのクランクシャフト)をギアかチェーンによって結合したレシプロエンジンである。 ==解説== U型エンジンは、V型エンジンと同じくシリンダーバンクを2つ持つため、特にこの形式を指してダブルバンクエンジンやツインバンクエンジンと呼ばれる事があるが、このエンジンの方式はV型エンジンよりも重くなるために今日では一般的ではない。但しこのエンジンの利点は直列エンジンと部品を共通化できた為、V型エンジンが一般化する以前は既存の直列エンジンの設計をベースにより強力なエンジンを作成する手法として多用された。 なお、U型エンジンと同様のクランクシャフト結合構造を水平対向エンジンをベースにして行った場合、そのエンジンはH型エンジンと呼ばれる事になり、V型エンジンをベースとして行った場合にはX型エンジンと呼ばれる事になる。これらの構造の中でも極めて特殊な例として、V型エンジンを並列に連結したレイアウトのエンジンがハインケル He 177に採用された事もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「U型エンジン」の詳細全文を読む
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