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V1アームロック(V1 armlock/ブイワンアームロック)は、相手の肩を極める格闘技における関節技(アームロック)の一種である。 柔道においては腕緘、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンにおいてはトップリストロック (Top wrist lock)、ブラジリアン柔術においてはアメリカーナ (Americana) とも呼ばれる。 == 概要 == 横四方固等、相手の上になっている体勢から(相手の左肩を極める場合)左手で相手の左手首を掴み、相手の左腕を「V」の字(力こぶを作るような形)に固定し、自分の右腕をVの字になっている相手の腕の下から通し、相手の左手首を掴んでいる自分の左手首を持って、相手の手首を肩から遠ざけるようにして肩の関節を極める。完成した際に折りたたまれた相手の腕がアルファベットの「V」、それを固定する自分の腕が「1」の字を描くような形になることと、ナチス・ドイツのV1飛行爆弾に因んでこの名称が付けられた。 柔道においては、チキンウィングアームロックとの区別はなく、いずれも腕緘と呼ばれる。小川直也は柔道の試合で、横四方固から抑え込み一本を待たずに腕緘へ移行して勝利したことがある。 サンボやブラジリアン柔術といったグラウンドの攻防を重要視する競技では、V1アームロックは非常にポピュラーな関節技のひとつである。サイドポジションで抑え込んだ相手が防御に出した腕を、V1アームロックに捕らえつつ肩固めに移行する技は、電話の受話器を持っているように見えることからテレフォン・アームロックと呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「V1アームロック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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