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VI号戦車[6ごうせんしゃ] VI号戦車(ろくごうせんしゃ、独:Panzerkampfwagen VI)は、ドイツが第二次世界大戦時に使用した重戦車である。 == 概要 == VI号戦車と呼ばれる戦車にはI型とII型の2種類の戦車が存在し、それぞれティーガーI・ティーガーII と呼ばれる。この2種は、当時の世界最強の戦車の1つとして評価されている。ティーゲル戦車と表記されることもある。英語読みでは、タイガー戦車と表記される。開発当時、ドイツ国防軍は赤軍のT-34戦車に苦戦を強いられていた。ドイツ軍はそのことを受けて元々対空用として製造された88mm高射砲を対戦車砲として戦車に搭載した。 当時のドイツ軍戦車の中では最も巨大だった本車は、総統アドルフ・ヒトラーのお気に入りとなった。以後、終戦までVI号戦車は使用され続けた。しかし、重量が当時の水準からすると非常に重かったため、変速機や足回りなどのトラブルが多く稼働率は低い水準にとどまり、また、構造の弱い橋や道路の通行が困難だったり、複雑な設計が量産性を妨げた。しかし、その大火力・重装甲はそれら欠点を補ってあまりあるもので、当時まともに対抗しうる他国製戦車はほとんど存在しなかった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「VI号戦車」の詳細全文を読む
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