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VWイオス : ウィキペディア日本語版
フォルクスワーゲン・イオス

イオス(''Eos'' )は、フォルクスワーゲンの電動格納式ハードトップを採用する乗用車である。
== 概要 ==
ガラスルーフを採用した4シーターオープンカー。いわゆるクーペカブリオレ形式である。そのルーフ部分はミニコンバーチブルと同様に頭上部分だけをスライドさせてサンルーフのように使うことも可能となっている。
通常、3分割が多いこの種のルーフだが、イオスは世界初の5分割とすることできめ細かい動作を可能とし、25秒での開閉を可能としている。世界初のこの独特のルーフシステムは、同じくオープンカーであるダイハツ・コペンにも関わった自動車部品メーカー・OASysによるものである。
ゴルフVが車体のベースであるが、外観は大幅にアレンジされ、ひと目見ただけでは別の車との印象さえ受ける。
そのキャラクターからゴルフIIIカブリオレの後継と思われがちだが、フォルクスワーゲン自身が「ゴルフIIIカブリオレの後継的意味合いはニュービートル・カブリオレであり、この車はゴルフとパサートの間に位置する新しいジャンルの車」と明言しているとおり、別コンセプトの車である。実際に中身は前半分がゴルフ、後半分がパサートのものを流用している。
製造開始は2005年末であったが、風きり音に関する問題が発生したことから、供給開始が遅延した。欧州では2006年春、北米では同年夏、日本では同年10月の発売となった。
製造は、ポルトガルパルメラ(Palmela)のVWオートヨーロッパ工場である。日本国内では2009年夏に発売を終了。
2010年にマイナーチェンジが行なわれ、フェイスリフトとしてゴルフVI風のグリルを採用した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フォルクスワーゲン・イオス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Volkswagen Eos 」があります。



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