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V・ヌビオラの肖像[ぶいぬびおらのしょうぞう]
『V・ヌビオラの肖像』(V・ヌビオラのしょうぞう、)はスペイン・カタルーニャの芸術家ジョアン・ミロの初期の油彩画。この作品は1917年、彼が24歳の時に描かれ、翌年には彼の初の個展が開かれている。この肖像画はミロがキュビスムとフォーヴィスムの融合を試みていた初期の傑作と考えられている。またゴッホの画風の影響を指摘する評論家もいる。この絵は一時ピカソが所有したのち、ドイツ・エッセンのフォルクヴァンク美術館が所有している。 == 来歴 == ミロは幼いときより絵画への情熱を示し、14歳の時には絵画教室に通っていた〔アレ (1988) p.7〕。17歳の時に商社の帳簿係として勤め始めたが神経衰弱となり、絵画の道を志した〔NHK (2005) p.75〕。彼が1913年にヌビオラと会ったのはバルセロナのカトリック系絵画サークルである聖ルカ文化サークルにおいてである。ヌビオラはバルセロナの美術専門学校の農学教授だった。このサークルで、ミロは生涯の友の一人であり〔NHK (2005) p.53〕後にミロ美術館の設立協力者となった〔NHK (2005) p.57〕ジョン・プラッツと出会った〔アレ (1988) p.8〕。『V・ヌビオラの肖像』は1917年に描かれ、1918年2月-3月にバルセロナのダルマウ画廊で開かれたミロの初めての個展で展示された〔アレ (1988) p.9〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「V・ヌビオラの肖像」の詳細全文を読む
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