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Westmereマイクロアーキテクチャ : ウィキペディア日本語版
Nehalemマイクロアーキテクチャ[ねはれむまいくろあーきてくちゃ]

Nehalemマイクロアーキテクチャ(ネハレムマイクロアーキテクチャ、単にNehalem とも)は、インテルが開発した、Coreマイクロアーキテクチャの後継となるマイクロプロセッサ(CPU)のマイクロアーキテクチャである。このアーキテクチャに則って製造されたCPU群は、主に2008年2011年ごろに発売された。
== 開発経緯 ==
Nehalemマイクロアーキテクチャは、イスラエルハイファを拠点とする開発チームによるCore 2とは別に、Core 2の後継マイクロアーキテクチャとして、Pentium IIIPentium 4を開発した米国オレゴン州ヒルズボロのチームが開発を担当している。Nehalemは当初、「NetBurstマイクロアーキテクチャを拡張したものである」として、インテルのアーキテクトがインテルのウェブサイトの個人ページに掲載していた(短期間で削除されている)。しかし、NetBurstマイクロアーキテクチャは事実上の失敗に終わり、その後継であるNehalemマイクロアーキテクチャも計画中止、あるいは大幅な方向性修正が行われると予想されていた。
しばらくして、Nehalemは1個のプロセッサ上に2から8までのコアと、ハイパースレッディング・テクノロジー(HT)を実装すると発表された。マルチプロセッサ構成の自由度も向上し、プロセッサ単位、あるいはシステム単位でコア数を増やすに従って順当に性能が向上するような構造を備えている。通常では最大8個までのプロセッサ接続を想定している。これにより、コアあたり2つのスレッド、プロセッサ全体で16スレッド、システムとしては最大で128スレッドの同時処理が可能であることが判明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Nehalemマイクロアーキテクチャ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nehalem (microarchitecture) 」があります。



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