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while文はプログラミング言語において条件が真(論理値:true,数値:1など0以外の値)の間だけ与えられた文の実行を繰り返すループを記述するための文である。 ループの記述には、前置判定と後置判定の2つがある。前置判定は最初に条件式の評価を行い、真であればループ内の処理を行う。C言語などでは while(式) が前置判定となる。後置判定は最初にループの処理を行い、その後に条件式の評価を行う。同様にCでは do while(式); が後置判定となる。両者の違いは、前置判定では条件が偽(論理値:false,数値:0)であれば一度もループ内の処理を行わないの対して、後置判定では最低1回はループの内の処理が行われる点にある。== 文法 == === Cおよびそれに類する言語の場合 === C, C++, C#, D, Java, Perlなどでは基本的な構文は以下のようになる。 while(条件) このループは次のような手順で実行される。 # 条件を評価する。条件が偽ならば、ループを終了する。 # 真文を実行する。 # 条件の評価に戻る。 条件がはじめから偽の場合は、真文は一度も実行されないことになる。 C言語のwhile文は、初期化とカウンタ変数の更新を省略したfor文として書き換えることができる。したがって、C言語のwhile文はfor文を特殊化したものといえる。ただし、while文ではループの条件を省略できない点がfor文と異なる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「While文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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