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Windowsインストーラ : ウィキペディア日本語版 | Microsoft Windows Installer
Windows Installerは、Windowsでソフトウェアのインストール・メンテナンス・削除を行うエンジンである。コードネームはDarwin。以前はMicrosoft Installerと呼ばれていた。インストールパッケージ (installation package) には、インストール処理に関する情報とインストールされるファイルとがパッケージングされている。インストールパッケージのデフォルトのファイル拡張子が"MSI"であることからMSIファイルとも呼ばれる。インストールパッケージは内部的には数十個のリレーショナルデータベースのテーブルからなるOLE構造化ストレージファイルである〔インストール・アンインストールの詳細なログを見ると、SQLが発行されていることが分かる。〕。Windows Installerには以前のSetup APIと比較して多くの改善点が見られる。例えば、GUIフレームワーク、アンインストールシーケンスの自動生成、デプロイメント機能の強化、Windows Installerを他の実行可能形式のインストーラフレームワーク(InstallShield、WISE(後のバージョンは Windows Installerベースになっている)、NSISなど)と置き換えられるようにしたこと、等が挙げられる。 マイクロソフトはサードパーティーに対しWindows Installerをインストーラフレームワークのベースとすることを推奨している。これは、インストーラの動作をWindows Installerに合わせることで、インストールされた製品のデータベースの一貫性を保つためである。Windows Installerの機能であるロールバックやバージョン管理が正しく行われるためには、内部データベースの一貫性が保たれている必要がある。 == パッケージの論理構造 == パッケージが持つことのできる最も大きな単位がプロダクト (product) である。パッケージは複数のプロダクトのインストール情報を格納できる。プロダクトは全世界で一意な識別子であるGUID(PackageCodeプロパティ)で識別される。また、Windows Installerはプロダクト間の依存性については関与しない。プロダクトは複数の「コンポーネント」からなり、また複数のコンポーネントを「機能」という単位でまとめることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Microsoft Windows Installer」の詳細全文を読む
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