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Windowsサービス : ウィキペディア日本語版
Windowsサービス
Windowsサービス(WINDOWS SERVICE)とは、Microsoft Windows オペレーティングシステム (OS) で長時間動作し、ユーザーとのやりとり無しで特定機能を実行するものである。WindowsサービスはOSのブート時に起動するよう設定でき、Windows が動作中はずっとバックグラウンドで動作する。あるいは、手動で要求したときに動作するようにも設定できる。UNIXデーモンに概念的には似ている。Windowsタスクマネージャのプロセス一覧で、ユーザー名が SYSTEMLOCAL SERVICENETWORK SERVICE などと表示されている場合が多いが、任意のユーザーを指定することもできる。また、SYSTEM というユーザー名のプロセスが全てWindowsサービスというわけでもない。
== サービスの管理 ==
Windowsサービスをインストールすると、そのサービスとしての起動の設定は、コントロールパネル ⇒ 管理ツール ⇒ サービスと選択していき(あるいはマイコンピュータを右クリックして管理を選択後左メニューの中にサービスがある)、そのウィンドウで行う。そのウィンドウではWindowsサービスの一覧が表示され、サービス名、説明、動作状態、スタートアップの種類などが表示されている。この画面か、右クリックで個々のサービスのプロパティを表示することで、以下のことが可能である。
* サービスの起動・停止・一時停止・再起動
* サービスのパラメータ指定
* スタートアップの種類の設定。「自動」、「手動」、「無効」がある。
 * 「自動」: システム起動時にサービスを起動する。
 * 「手動」: ユーザーが要求したときに起動するか、アプリケーションから呼び出されたときに起動する(サービスの種類によって可能な場合がある)。
 * 「無効」: 完全に起動できないようにする。
 * 「自動(遅延開始)」: Windows Vista で新たに導入されたスタートアップ。ブート後、少し間をおいて起動することで、負荷集中によるブート遅延を防ぐ。
* ログオン時のアカウントの変更
* エラー発生時の回復の設定
* サービス一覧をCSVファイルまたはテキストファイルとしてエクスポートする。
Windows XP 以降では、上記以外に MSConfig(システム構成ユーティリティ)でも設定が可能である。ただし、MSConfig による設定は次回立ち上げ時に有効となる。Windows Vista以降では、Windowsタスクマネージャのサービスタブでもサービスの起動・停止が可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Windowsサービス」の詳細全文を読む



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