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XQDメモリーカード : ウィキペディア日本語版
-->XQDメモリーカードXQDはソニーが商標登録している。(XQD card)は主にフラッシュメモリカード用に開発された メモリーカードのフォーマットである。データ転送インターフェイスとしてPCI Expressを使用している。フォーマットはまず2010年11月にサンディスク、ソニー、ニコンにより発表され、直後に開発のためコンパクトフラッシュ協会に取り上げられたEngadget: Sandisk, Sony, and Nikon propose 500MBps memory card with more than 2TB capacity 。最終的な仕様は2011年12月7日に公表された CompactFlash Association Announces XQD Card Format Engadget: CompactFlash Association readies next-gen XQD format, promises write speeds of 125 MB/s and up 。この新しいフォーマットは高精細度ビデオカメラと高解像度デジタル写真カメラをターゲットとしている。速度理論値は2.5Gbpsで、将来的には5Gbpsに対応予定。また、技術的には理論上2TBを超える大容量化が可能という。Hシリーズで1Gbps(125MB/s) Sシリーズで1.344Gbps(168MB/s)Sシリーズは、コンパクトフラッシュUDMAモード7の167MB/sとほぼ同等である。コンパクトフラッシュあるいはCFastカードとは互換性がない。ニコンは2012年1月6日に、CF スロット、XQD スロットを備えた新たなフラッグシップ機種デジタル一眼レフカメラNikon D4を発表し、翌2月から発売を開始した。2014年3月6日に発売されたNikon D4sもXQDメモリーカード使用機種であった。2014年時点でXQDカードに対応しているデジタルカメラはD4、D4sの2機種に留まっていた。新たに2016年3月発売予定のNikonD5、2016年4月発売予定のNikonD500がXQDスロット搭載機種として発売予定である。ビデオカメラは4K映像が撮影可能なハンディカムや業務用XDCAMでもXQDスロットを備えた機種が登場し、XQD専用となっている機種も存在する。これらのビデオカメラでは高速なタイプのXQDメモリーカードを使用することが推奨されている。ソニーの公式サイトでは128GBの容量でXAVC-intra/4K/60pの映像を約20分記録可能と説明している。従来のメモリーカードは仕様を拡張しながら高速化の要求に応えてきたが、初期の設計から10年以上が経過し改良できる余地が少なくなっており、XQDメモリーカードは従来のメモリーカードに代わり、4K映像などの広帯域の情報を記録できる媒体として利用されることが期待されている。== 脚注 ==

XQDメモリーカード〔XQDはソニーが商標登録している。〕(XQD card)は主にフラッシュメモリカード用に開発された メモリーカードのフォーマットである。データ転送インターフェイスとしてPCI Expressを使用している。
フォーマットはまず2010年11月にサンディスクソニーニコンにより発表され、直後に開発のためコンパクトフラッシュ協会に取り上げられた〔Engadget: Sandisk, Sony, and Nikon propose 500MBps memory card with more than 2TB capacity 〕。最終的な仕様は2011年12月7日に公表された〔 CompactFlash Association Announces XQD Card Format 〕〔 Engadget: CompactFlash Association readies next-gen XQD format, promises write speeds of 125 MB/s and up 〕。
この新しいフォーマットは高精細度ビデオカメラと高解像度デジタル写真カメラをターゲットとしている。速度理論値は2.5Gbpsで、将来的には5Gbpsに対応予定。また、技術的には理論上2TBを超える大容量化が可能という。
Hシリーズで1Gbps(125MB/s) Sシリーズで1.344Gbps(168MB/s)
Sシリーズは、コンパクトフラッシュUDMAモード7の167MB/sとほぼ同等である。
コンパクトフラッシュあるいはCFastカードとは互換性がない。ニコン2012年1月6日に、CF スロット、XQD スロットを備えた新たなフラッグシップ機種デジタル一眼レフカメラNikon D4を発表し、翌2月から発売を開始した。
2014年3月6日に発売されたNikon D4sもXQDメモリーカード使用機種であった。2014年時点でXQDカードに対応しているデジタルカメラはD4、D4sの2機種に留まっていた。
新たに2016年3月発売予定のNikonD5、2016年4月発売予定のNikonD500がXQDスロット搭載機種として発売予定である。
ビデオカメラは4K映像が撮影可能なハンディカムや業務用XDCAMでもXQDスロットを備えた機種が登場し、XQD専用となっている機種も存在する。
これらのビデオカメラでは高速なタイプのXQDメモリーカードを使用することが推奨されている。
ソニーの公式サイトでは128GBの容量でXAVC-intra/4K/60pの映像を約20分記録可能と説明している。
従来のメモリーカードは仕様を拡張しながら高速化の要求に応えてきたが、初期の設計から10年以上が経過し改良できる余地が少なくなっており、XQDメモリーカードは従来のメモリーカードに代わり、4K映像などの広帯域の情報を記録できる媒体として利用されることが期待されている。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「-->XQDメモリーカードXQDはソニーが商標登録している。(XQD card)は主にフラッシュメモリカード用に開発された メモリーカードのフォーマットである。データ転送インターフェイスとしてPCI Expressを使用している。フォーマットはまず2010年11月にサンディスク、ソニー、ニコンにより発表され、直後に開発のためコンパクトフラッシュ協会に取り上げられたEngadget: Sandisk, Sony, and Nikon propose 500MBps memory card with more than 2TB capacity 。最終的な仕様は2011年12月7日に公表された CompactFlash Association Announces XQD Card Format Engadget: CompactFlash Association readies next-gen XQD format, promises write speeds of 125 MB/s and up 。この新しいフォーマットは高精細度ビデオカメラと高解像度デジタル写真カメラをターゲットとしている。速度理論値は2.5Gbpsで、将来的には5Gbpsに対応予定。また、技術的には理論上2TBを超える大容量化が可能という。Hシリーズで1Gbps(125MB/s) Sシリーズで1.344Gbps(168MB/s)Sシリーズは、コンパクトフラッシュUDMAモード7の167MB/sとほぼ同等である。コンパクトフラッシュあるいはCFastカードとは互換性がない。ニコンは2012年1月6日に、CF スロット、XQD スロットを備えた新たなフラッグシップ機種デジタル一眼レフカメラNikon D4を発表し、翌2月から発売を開始した。2014年3月6日に発売されたNikon D4sもXQDメモリーカード使用機種であった。2014年時点でXQDカードに対応しているデジタルカメラはD4、D4sの2機種に留まっていた。新たに2016年3月発売予定のNikonD5、2016年4月発売予定のNikonD500がXQDスロット搭載機種として発売予定である。ビデオカメラは4K映像が撮影可能なハンディカムや業務用XDCAMでもXQDスロットを備えた機種が登場し、XQD専用となっている機種も存在する。これらのビデオカメラでは高速なタイプのXQDメモリーカードを使用することが推奨されている。ソニーの公式サイトでは128GBの容量でXAVC-intra/4K/60pの映像を約20分記録可能と説明している。従来のメモリーカードは仕様を拡張しながら高速化の要求に応えてきたが、初期の設計から10年以上が経過し改良できる余地が少なくなっており、XQDメモリーカードは従来のメモリーカードに代わり、4K映像などの広帯域の情報を記録できる媒体として利用されることが期待されている。== 脚注 ==」の詳細全文を読む



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