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ゼノキシロン属[ぜのきしろんぞく]
ゼノキシロン属(ゼノキシロンぞく、''Xenoxylon'')とは、中生代三畳紀から白亜紀にかけて北半球に分布したとされる植物の一種である。裸子植物(針葉樹)であろうとされているが、どの種に近いのかが判明しない。ゼノキシロン属(Xenoxylon)は、ラテン語の「xeno-:不明な」と「-xylon:材」から命名された。そのため、「ザイシツフメイ属」と訳される場合もある。 == 概要 == ゼノキシロン属の種は、ノルウェーのスピッツベルゲンのジュラ紀後期の地層にて報告されたピヌテス・ラティポロサス(''Pinutes latiporosus''、後にゼノキシロン・ラティポロスムと改名)が最初である。ゼノキシロン属は、世界各地で発見され10数種ほど知られている。ゼノキシロン属は、三畳紀末からジュラ紀にヨーロッパからアジアにかけての北半球に分布を広げていたが、白亜紀にはヨーロッパから衰退し、白亜紀後期にはサハリンやアラスカにわずかに分布変遷し、白亜期末で絶滅したことがわかってきた。しかし、木材構造から針葉樹の一種であることが分かっているが、現在のどのグループに近いのかは不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼノキシロン属」の詳細全文を読む
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