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Α-トコフェリルリン酸ナトリウム : ウィキペディア日本語版 | Α-トコフェリルリン酸ナトリウム
α-トコフェリルリン酸ナトリウム(アルファトコフェリルリンさんナトリウム、略称 TPNa)とは、α-トコフェロール(ビタミンE)のヒドロキシ基をリン酸化して水溶性を持たせた誘導体。 本来疎水性であるトコフェロールに親水基を結合させて水溶性の性質を付加したもので、主に化粧品の原料に使用される。トコフェロールは、優れた抗酸化・抗炎症作用を持つが、水に溶けにくい上、水中で不安定なため分解しやすく、化粧水や美容液に高濃度で配合することが困難であった。この欠点を TPNa は改善しており、化学的に安定化させ化粧品への高濃度配合を可能とした。水に可溶で、ゲル化しジェル基材としても利用される。 2004年6月に薬事法上の新規医薬部外品主剤として厚生労働省より登録認可された。 ==関連項目==
*ビタミンE
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Α-トコフェリルリン酸ナトリウム」の詳細全文を読む
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