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Α-リポ酸 : ウィキペディア日本語版
Α-リポ酸

リポ酸(lipoic acid、別名:α-リポ酸、チオクト酸)は、多数の酵素の補助因子として欠かせない光学活性のある有機化合物である。この分子はカルボキシル基と環状のジスルフィドを含んでいる。生物学上で重要なのは''R''体の方である。
リポ酸は好気性生物代謝、特にクエン酸回路ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体(PDC)の補因子としての役割を持つ。α-リポ酸はアシル基もしくはメチルアミン2-オキソ酸デヒドロゲナーゼ(2-OADH)とグリシンデカルボキシラーゼ複合体(GCV)のそれぞれに運搬する〔 〕。
リポ酸の酸化体はβ-リポ酸、還元体はジヒドロリポ酸である。

Image:Dihydrolipoic-acid-2D-skeletal.png|ジヒドロリポ酸
Image:Β-lipoic acid.PNG|β-リポ酸

== 用途 ==
日本国内では医薬品の成分としてのみ取り扱われていたが、2004年より一般のサプリメントに配合してよい成分となり、一般販売された。インスリン自己免疫症候群(低血糖発作)の誘因となるという報告がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Α-リポ酸」の詳細全文を読む



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