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Δ集合環 : ウィキペディア日本語版
Δ集合環

数学における δ-集合環(デルタしゅうごうかん、)は σ-集合代数(σ-加法族)の定義を少し一般化するもので、δ-集合環をもとにして測度論を定式化することもできる(σ-加法族を用いて定式化するのがふつう)。δ-集合環で定式化すると、測度無限大の部分集合を導入することが避けられるという意味で有意である。
== 定義と例 ==
; 定義 : ''X'' 上の δ-集合環とは、''X'' 上の集合環可算交叉に関して閉じているものを言う〔, p. 8〕。
* 任意の σ-集合環は δ-集合環である〔, exercice 3.2.1, p. 69〕。このことは、関係式

\bigcap_^ A_i=A_1\smallsetminus\bigcup_^(A_1\smallsetminus A_i)
からわかる。従って、σ-集合環の項で挙げられた全ての例(およびより強く任意の σ-集合代数)が、そのまま δ-集合環の例になる。
* δ-集合環だが σ-集合環にならないものが存在する。その単純な例は、無限集合 ''X'' に対して、''X'' の有限部分集合全体の成す族によって与えられる。
* この例はもっと一般の例の集まりの中の特別の場合であるが、任意の測度空間 (X,\mathcal,\mu) に対し、σ-加法族 \mathcal の元で測度有限なるもの全体の成す族は δ-集合環になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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