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禿[かぶろ, はげ]
禿(かぶろ、かむろ)とは、頭に髪がないことを言い、肩までで切りそろえた児童期の髪型、あるいはその髪型をした子供を指す。狭義では、江戸時代の遊郭に住む童女をさす。 『平家物語』では、平安京に放たれる平家方の密偵として見える。 == 近世以降 ==
禿(かむろ、かぶろ)は遊女見習いの幼女をさす普通名詞。 本来はおかっぱの髪型からつけられた名であるが、時代と共に髪を結うようになってからも、遊郭に住み込む幼女のことをかむろと呼んだ。7 - 8歳頃に遊郭に売られてきた女子や、遊女の産んだ娘が該当する。最上級の太夫や、または花魁と呼ばれた高級女郎の下について、身のまわりの世話をしながら、遊女としてのあり方などを学んだ。禿の年齢を過ぎると「新造」となって、遊女見習いの後期段階に入っていく。嶋原では、芸妓に付き添う幼女も禿と呼ばれた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「禿」の詳細全文を読む
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