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かもめ号 : ウィキペディア日本語版
かもめ (列車)

かもめは、九州旅客鉄道(JR九州)が博多駅 - 佐賀駅肥前鹿島駅長崎駅間、および諫早駅 - 長崎駅間を鹿児島本線長崎本線を経由して運行している特急列車である。
本項では、東京駅 - 神戸駅間で運行されていた「」および、長崎本線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。''」および、長崎本線で運転されていた優等列車の沿革についても記述する。
== 概要 ==
現行の特急「かもめ」は、1976年7月1日に長崎本線と佐世保線全線の電化により、それまで小倉駅・博多駅 - 長崎駅間で運行していた急行「出島」の一部を特急に格上げする形で、7往復で運行を開始した。運行区間の線路容量の都合から、6往復については小倉駅・博多駅 - 肥前山口駅間で佐世保駅発着の特急「みどり」を併結していた。また、残りの1往復に関しては「みどり」編成を「かもめ」の付属編成として連結し、肥前山口駅で増解結していた。
1980年10月1982年11月の2段階に分けて残りの「出島」は「かもめ」に格上げされ、福岡市長崎市を結ぶ昼行優等列車は「かもめ」に統一された。また小倉駅乗り入れは1980年9月30日をもっていったん終了した後、一部列車が再度小倉駅発着となったり、門司港発で運行されていた時期もあったが、2005年3月1日に門司港発系統が廃止されて以降は博多駅より北への乗り入れは行われていない。
「みどり」との併結は1978年10月2日に全列車で行うようになった後、1985年3月14日に日中の一部列車が単独運行となり、1986年11月1日にはいったん全列車単独運行となった。国鉄分割民営化以降「かもめ」が増発されたのを受けて1988年3月13日に「みどり」との連結が復活し、以後増発されるたびに連結列車が増える傾向にあった。1992年からは「みどり」を連結する列車の一部でハウステンボス駅発着の「ハウステンボス」も連結するようになった。
新型車両の投入が進んだことで1996年3月16日に運行開始当初から使用されていた485系電車は「みどり」を連結する列車のみで用いられるようになり、2000年3月11日には単独運行の列車は885系電車、「みどり」連結列車はそれまで単独運行の列車で使用されていた783系電車に置き換わった。2011年3月12日のダイヤ改正で783系充当の列車のほとんどが787系電車での運行になったのと合わせて「みどり」との連結運行は終了した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「かもめ (列車)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kamome 」があります。



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