翻訳と辞書
Words near each other
・ かをる
・ かん
・ かんかい
・ かんかけ峠
・ かんかんからす
・ かんかんのう
・ かんかん怒る
・ かんがい
・ かんがい施設遺産
・ かんがい用水
かんきつ
・ かんきつ類
・ かんき出版
・ かんくう
・ かんこう
・ かんころもち
・ かんころ餅
・ かんこ焼き
・ かんさいeスクエア
・ かんさいeスクエアー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

かんきつ : ウィキペディア日本語版
柑橘類[かんきつるい]

柑橘類(かんきつるい)は、ミカン科ミカン亜科ミカン連(カンキツ連)の、ミカン属など数属の総称である。漢籍由来の言葉ではなく日本での造語で、ミカン(蜜)やタチバナ)に代表される。
== 定義 ==
柑橘類とされる「ことがある」属は以下のとおり。
* ミカン属(カンキツ属)
* キンカン属
* カラタチ属
* クリメニア属
* エレモシトラス属
* ミクロシトラス属
なお関連する属分類は諸説あるが、ここでは W.T.Swingle田中長三郎による属を使う。
狭義にはミカン属・キンカン属・カラタチ属の3属からなる〔『広辞苑』「柑橘類」〕〔『デジタル大辞泉』「柑橘類」〕〔農林水産省/柑橘類(かんきつるい)というのは、なぜそう呼ばれるのですか。また、柑橘類の色はなぜ黄色いのですか。 〕〔近畿大学カンキツ類系統保存品種花粉の発芽 〕〔「みかん」とは? 静岡県産業部農林業局みかん園芸室)〕。近縁な中で農業的に栽培されるのはこれら3属であり(ただしカラタチ属は主に台木として栽培される〔)、この定義は農業分野に多い。
広義にはそれらにクリメニア属を加えた4属、すなわち、田中による分類での「カンキツ連」に等しい〔〔。この定義は分類(の一説)に基づいており、植物学分野に多い。
まれに、さらに広義の定義として、エレモシトラス属・ミクロシトラス属を含めた6属、すなわち、Swingle による分類での「真正カンキツ類」とすることがある〔。
逆に最も狭義には、ミカン属のみとする。この用法は、 を柑橘類と訳した翻訳文献でしばしば見られる〔。また、「統計上」という但し書きでミカン属とする資料もある〔。ただし実際には、日本の農業統計ではキンカンはカンキツ類に含まれている〔統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103 〕(カラタチはデータなしのため扱い不明)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「柑橘類」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Citreae 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.