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かんこ焼き(かんこやき)は、神奈川県相模原市緑区津久井地区に伝わる郷土料理で、小麦粉の皮で山菜やキノコなどの具を包んで焼いた料理である。神奈川県の郷土料理として農山漁村の郷土料理百選に選ばれている。 == 概要 == 地粉の小麦粉で作った生地を少し発酵させ、フキ等の山菜、シメジ等のキノコ、クリ、アズキ、カボチャ、サツマイモ、リンゴ、切り干し大根、漬物等の様々な季節の幸を具として包んで、軽く焼いた後に蒸かして作る。おやき等と同じ種類の料理である。 江戸時代に、うるかや味噌を地粉の皮で包んで焼き、昼食に食べていたのが元で、その後、おやつとして食べられるようになったが、近年は家庭で作られることは少なくなっていた。1992年から有志によって町おこしのための製造・販売が始められ、現在はイベントや津久井湖畔の売店などで販売されている。 「かんこ焼き」という名は、雅楽で使われる鼓の一種の羯鼓(かっこ)に形が似ているためにが付いたとも、乾粉から付いたとも言われる。 2007年12月に農林水産省主催で選定された農山漁村の郷土料理百選に、へらへら団子とともに神奈川県の郷土料理として選ばれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かんこ焼き」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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