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かんらん石 (かんらんせき、橄欖石、)〔「橄欖」の漢字が難しいので、通常はかんらん石あるいはカンラン石と書かれるか、英名そのままでオリビンと呼ばれる。〕は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)のグループ名。 マグネシウムや鉄のネソケイ酸塩鉱物である。Mg2SiO4(苦土かんらん石)と Fe2SiO4(鉄かんらん石)との間の連続固溶体をなす。 == 成分・種類 == ; 苦土かんらん石〔〔(苦土橄欖石、、フォルステライト) : 化学式 - Mg2SiO4。色 - 白色、黄緑色、条痕 - 白色。ガラス光沢。劈開なし。硬度 7。比重 3.2。 ; 鉄かんらん石〔〔(鉄橄欖石〔、、ファイアライト) : 化学式 - Fe2SiO4。色 - 褐色、黒色、条痕 - 淡褐色。ガラス光沢。劈開なし。硬度 6.5。比重 4.4。 ; テフロ石〔〔(マンガン橄欖石〔、、テフロアイト) : 化学式 - Mn2SiO4。色 - 灰色、帯青灰色、帯緑灰色(光が当たると退色する)。条痕 - 灰色。ガラス光沢。劈開なし。硬度 6.5、比重 4.1。産出は限られる。石英とは共存しない。 ; モンチセリかんらん石〔(モンチセリ石〔、、モンティセライト) : 化学式 - CaMgSiO4。色 - 白色、帯緑灰色、灰色。条痕 - 白色。ガラス光沢。劈開なし。硬度 5、比重 3.2。石灰岩スカルンから産出するが、場所は限られる。 ファイル:Forsterite-37005.jpg|苦土かんらん石 ファイル:Fayalite between Sanidine - Ochtendung, Eifel, Germany.jpg|鉄かんらん石 ファイル:Tephroite-273160.jpg|テフロ石 ファイル:Monticellite-D1056b.jpg|モンチセリかんらん石 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カンラン石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Olivine 」があります。 スポンサード リンク
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