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きかんしゃトーマス・汽車のえほんの自動車キャラクター(きかんしゃトーマス・きしゃのえほんのじどうしゃキャラクター)では、レヴランド・ウィルバート・オードリーと息子のリチャード・クリストファー・オードリー(原作27巻から)が作り上げた、イギリスの架空の島ソドー島を舞台に、そこの鉄道網で活躍する機関車や自動車などとそれに関わる人々を描いた絵本『汽車のえほん』(きしゃのえほん、原題・''The railway series'')と、その映像化作品『きかんしゃトーマス』(きかんしゃトーマス、原題・''Thomas the Tank Engine & Friends'')のうち、バスや重機などの自動車キャラクターを扱う。 == メインキャラクター == ; テレンス (Terence) : 日本吹き替え- 川津泰彦 : 農場で働いているトラクター。モデルはキャタピラー・70。車体色はオレンジ。キャタピラーが付いていてどんな道でも走れるが、トーマスにバカにされたこともあった。積雪の際には専用の除雪機を付けて作業する〔だが、長編第3作の時点では、冬でないのにも関わらず、除雪機をつけていた。〕。トーマスやエリザベスを雪から〔トーマスを助けたのは第1シーズン『トラクターのテレンス』、エリザベスを助けたのは第7シーズン『クリスマス・プディング』である。〕、バーティーを泥沼から救助した〔第3シーズン「トレバーとすてきなパーティー」〕。第5シーズンを最後に台詞が無くなり、第7シーズンから長編第3作「トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン」の間は全く登場しなかった。第2シーズンの「ゆうれいきかんしゃ」では石灰を運んだ荷車を引っ張るシーンがあったが尺の都合で未公開シーンとなっている〔この時は、農夫のサムも一緒だった。〕。 ; バーティー (Bertie) : 英国・米国吹き替え- ケヴィン・フランク(長編第1作)→ルパート・ディガス(第15-16シーズン)→キース・ウィッカム(第17シーズン-) : 日本吹き替え- 緑川光(第1-8シーズン)→川上貴史(第9-12シーズン)→酒巻光宏(第15シーズン-) : トーマスの親友であり、時にはライバルとなるバス。モデルはAEC・リーガル。車体色は赤。トーマスとよく競争するが、実力ではトーマスのほうに軍配が上がる〔第7シーズン「トーマスだけのメダル」では、バーティーが勝ったが、トーマスは文句を言わなかったが、第17シーズン「せんろをさがすトーマス」では文句を言っていた。〕。トーマスの支線の横の道路を走っており、トーマスが走れないときは代わりに乗客を運ぶこともある。クラクションは初登場初期と第5シーズン以降では別の物に変わるが、第8シーズンからはキャロラインの物に代わる。故障した際は主に顔の周りにあるラジェーターから煙が出ていることが多かったが、CGになってからはそのラジェーターがないまま煙が上がっていたこともあった。第14シーズンからは顔に再びラジェーターが付くようになった〔だが、そのシーズン中は第15シーズンまで一言も喋っていなかった。〕。第18シーズンではサムソンとハーヴィーにバス停の標識を勝手に預けられたり〔サムソンとスクラップ〕、第19シーズンでは、自分のルートにジャングルや綺麗な滝があると言って、トーマスを怒らせ、話を聞いてもらえなかったことがある(だが、トップハム・ハット卿に説教されるシーンは無かった〔やまのむこうがわ〕)。 ; トレバー (Trevor) : 英国吹き替え- ナイジェル・ピルキントン : 米国吹き替え- クリストファー・ラグランド : 日本吹き替え- 小林俊夫(第2-6シーズン)→酒巻光宏(第9シーズン-) : 旧型のトラクション・エンジン(蒸気自動車)。モデルはウィリアム&フォスター社製のトラクション・エンジン。車体色は原作では黒だったが、人形劇とクリストファーの新作絵本では緑。名前はオードリー牧師の隣人から。スクラップにされかかったがエドワードに引き取り主を探してもらい、牧師さんの果樹園で働くことになった。今でも彼らは心からの親友である。また時々だが港で働くことや、他の農夫にトレバーが貸し出されることもあるようだ。子供達が大好き。初期の頃は目は動かなかったが、第3シーズンから動くようになった。第10シーズン以降はエキストラとしての登場のみだったが第12シーズンで復活し、CGになってからは第15シーズンで再び復活した。以降また出番が無かったが、第19シーズン「たいせつなひつじ」で再登場。汽笛の音は第2-7シーズンのドナルドのものと音程が若干高いものである。 ; ジョージ (George) : 日本吹き替え- 平野正人 : 道路を舗装するスチームローラー。車体色は黄緑。モデルはエーブリング&ポーター社製のスチームローラー。鉄道嫌いで「線路なんか最低だね。道路にしてやる」が口癖。最初は高山鉄道の線路脇で道路工事をしておりその頃から口の悪さで評判になっていた。その後、サー・ハンデルとやり合って貨車に突っ込み断線させる事故を起こす〔それからというもの、サー・ハンデルとは全く会話しなくなった。〕。新しい道路を作る際に踏切の線路をそのままタールで舗装し道路に変える手抜き工事を行いトーマスを脱線させたり、ダックの貨車を本線に足止めさせてゴードンに跳ね飛ばさせたりと次々に問題を起こすため(最も、トーマスの脱線事故では信号所が停止信号を出し忘れたり、ゴードンの追突事故でも信号所が状況を確認せずにそのまま信号を切り替えてしまったのもあるが)ハット卿に大目玉を食らい、謹慎として製材所で1週間木を削る作業を命じられた〔第5シーズン「バイバイ ジョージ!」〕。1度クランクピンが折れたことがある。長編第1作「魔法の線路」とスピンオフ作品にも登場する予定だったが、没になってしまった。第8シーズンからは運転室の屋根が灰色から黒に変更される。長編第2作「みんなあつまれ!!しゅっぱつしんこう」では台詞はないが正式に復活した。トレバーと同様最初の頃は目が動かなかったが、第9シーズンから動くようになった〔英米で発売された第9シーズンのDVDの特典ゲームでのみ公開。詳細は「Sir Topham Hatt's Helping Hands」を参照。〕。第4シーズンの汽笛の音は第4シーズンのジェームスのものと音程が若干高いもので、第5シーズンではトレバーのものと同様で、第9シーズンでは第2-7シーズンのドナルドのものと似たような音である。 ; ブッチ (Butch) : 英国吹き替え- ルパート・ディガス(第15シーズン)→マット・ウィルキンソン(第16シーズン-) : 米国吹き替え- グレン・ウレッジ(第15-16シーズン)→スティーブ・キンマン(第17シーズン-) : 日本吹き替え- 佐々木啓夫 : レッカー車。モデルはスキャメル社製のレッカー車。車体色は黄色。初登場時は後姿のみの登場だったが、第5シーズンの「いわのボルダー」から顔出しで登場した。また初めて喋ったのは第15シーズンにおいてである。CGになってからはソドー・レスキューセンターの一員となって登場しており、運手席の両サイドにレスキューセンターのロゴが付く。第15シーズンではレッカー用フックも強力な電磁石に取り替えられた。 ; エリザベス (Elizabeth) : 日本吹き替え- 鈴木ふう(第6-8シーズン)→根本圭子(第11シーズン-) : 年代物の蒸気トラック。モデルはセンティネル・スチーム・ローリー。車体色は赤。長い間農場の納屋に置き去りにされていたが、トーマスが連結棒を折って動けなくなってしまった時、機関士が彼女を発見、新しい連結棒を届けてくれた。その後、ハット卿が初めて運転した車が彼女だったことが判明した。ハット卿は彼女を以前の美しい姿に塗装し、今ではこの島で幸せに働いている。とても気が強く、ちょっと嫌味を言うこともある。しかしその性格は利用しやすく、ラスティーは一度彼女の性格を利用して廃線復帰の手伝いをさせるよう上手く口でのせた。蒸気を出して走るのだが、製作体制が変わってからはエンジンが普通のトラックと同じになる。第9→10シーズンは全く出てこなかったが、第11シーズンから再登場し、クラクションも第4-7シーズンのバーティーの物に代わる。〔しかし最近は出番が無くなってしまっている。〕 ; ケビン (Kevin) : 英国吹き替え- マット・ウィルキンソン : 米国吹き替え- ケリー・シェイル : 日本吹き替え- 河杉貴志 : 長編第4作「伝説の英雄」から登場する黄色の小型クレーン車。ビクターと共に整備工場で働いている。未熟な新人で、よく荷物を落としては「フックが滑った」と言い訳している。ビクターのことは「ボス」と呼んでいる。また、その他にも第13シーズン「ガタガタクランキー」、第17シーズン「ケビンとクランキー」ではクランキーのことを気にしていたが、ある時港が混乱した日にトップハム・ハット卿に頼まれてトーマスの貨車に乗り始めて港に行くことができた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「きかんしゃトーマス・汽車のえほんの自動車キャラクター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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