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くさび(楔、)とは、堅い木材や金属で作られたV字形または三角形の道具。 一端を厚く、もう一端に向かってだんだん薄くなるように作られている。隙間に打ち込むための形状である。その用途として、 #物を割る #物と物とが離れないように圧迫する というまったく異なる目的がある。 修辞技法としては、割る意味で用いられることが多く、例えば、仲の良い両者の関係を悪くするような場合に「二人の間にくさびを打ち込む」などと使われる。しかし、くさびを打つことには接合を強固にするという目的もあり、この意味で用いられている場合は正反対のことになる。 == 歴史 == くさびは9000年以上前から利用されており、その起源はわかっていない。古代エジプトの石切場では、建築用の岩の塊を割るために青銅のくさびが用いられた。濡れると膨張する木のくさびも同様に用いられた。アメリカ州の先住民族の中には、角のくさびで木を割り、カヌーや家などさまざまなものを作るのに用いる部族もいた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くさび」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wedge (mechanical device) 」があります。 スポンサード リンク
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