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くしの歯作戦(くしのはさくせん)は、東日本大震災に伴う大津波が沿岸部を襲い、甚大な被害が発生したことから、国土交通省東北地方整備局が宮城県や自衛隊と協力して緊急輸送道路を「くしの歯型」として啓開(障害を取り除き道を切り開く)することを決め、名付けたものである 〔「くしの歯作戦とは」 〕。 == 概要 == 被害の大きい沿岸部に、東京方面からの人命救助部隊や医療チームをいち早く投入するために車両が通行できるルートを啓開するもの。全52チームが参加。 * 第1ステップは、東北自動車道、国道4号の縦軸ラインを確保。 * 第2ステップは、東北自動車道、国道4号から久慈市や宮古市、釜石市等への横軸ラインを確保。 * 3月12日、11ルートの東西ルート確保。 * 3月14日、14ルートの東西ルート確保。 * 3月15日、15ルートの東西ルート確保(16日から一般車両通行が可能となった)。 第3ステップは国道45号の確保、3月18日までに97%が通行可能となる等、道路啓開は概ね終了〔「道路啓開が早くできた理由」 〕。なお、「くしの歯作戦」の命名は国土交通省東北地方整備局長の徳山日出男〔その後国土交通省道路局長(在任2013年8月1日 - 2014年7月8日)になり、2014年7月からは技監(国土交通省技術系の最高ポスト)。2015年7月から次官(予定)〕によるもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くしの歯作戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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