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『くちづけはタンゴの後で』(原題:''Mrs. Winterbourne'')は、1996年制作のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。 コーネル・ウールリッチのミステリー小説「死者との結婚」を原作にしているが、映画はハートフルなロマンティック・コメディに仕立てられている。 == あらすじ == 田舎娘のコニー・ドイルは幸せを夢見てニューヨークに出て来たが、スティーヴという悪い男に騙され、妊娠させられた挙句に追い出されてしまう。身重のコニーは街をさまよううちにいつしか、ボストン行きの列車に乗り込む。 車中で彼女はヒューとパトリシアという新婚夫婦と知り合う。パトリシアも妊娠中で、コニーに親切にしてくれた。コニーが床に落ちたパトリシアの結婚指輪を手にした途端、突然列車が脱線事故を起こし、彼女は意識を失った。目が覚めるとコニーは病院におり、横には知らぬ間に生まれた赤ん坊がいた。しかし、彼女は周囲の人間から指輪のせいでパトリシアと誤認される。ヒューとパトリシアは事故で死んでしまっていた。 そんなコニー母子を、運転手兼執事のパコという男が迎えに来る。実はヒューは、ボストンの名家であるウィンターボーン家の御曹司だったのだ。コニーは彼の母親で女主人のグレースの元に連れて行かれる。亡き息子の忘れ形見と赤ん坊を抱きしめ、感動するグレースにコニーは真実を告げられない。そんなコニーを、ヒューの双子の弟ビルは疑いの眼差しで見ていた。 やがてグレースとコニーは、まるで本当の母娘のように強い絆を感じるようになり、グレースはコニーを遺産相続人に加えた。コニーの素性を調べ上げたビルはそれに反対し、コニーも固辞するが、グレースは聞く耳を持たない。 ある晩、コニーとビルはパコにけしかけられるまま、タンゴを踊る。そのうちにビルはコニーの素性がどうであろうともはや関係なく、彼女を愛するようになっていくのだが…。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くちづけはタンゴの後で」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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