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『くちびるに歌を』(くちびるにうたを)は、中田永一の青春小説。 2011年11月24日に小学館より出版された。2013年12月6日には文庫版が刊行された他、ジュニア向け小説として2015年2月18日に小学館ジュニア文庫版が発売。映画化され、2015年2月28日に公開された。 == あらすじ == 長崎県・五島列島のとある島の中学校。合唱部顧問の松山ハルコは産休に入るため、代わって松山の中学時代の同級生、「元神童で自称ニート」の臨時教員・柏木ユリに、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。 それを知ったその学校の中学生の中には柏木の美貌目当てに合唱部に入部したいという男子生徒が続出、桑原サトル・向井ケイスケ・三田村リクらが入部したが、もともと合唱部には女子しかおらず、以前から合唱部に所属していた仲村ナズナ・長谷川コトミ・辻エリなど、受け入れる側の女子生徒と軋轢が生じる。さらに柏木は7月に諫早市で行われるNHK全国学校音楽コンクール長崎県大会出場にあたっても独断で男子との混声での出場を決め、合唱部の男女生徒間の対立は深まるばかり。 その一方、柏木は課題曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」にちなみ、「誰にも見せる必要はないから、15年後の自分に向けて手紙を書け」と部員に宿題を出す。これを受けて彼らがそれぞれに書く手紙、あるいは登場人物同士の会話を通じて、彼らがそれぞれに抱えている秘密と心の傷も明らかになっていく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「くちびるに歌を」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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