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クヌギ (''Quercus acutissima'')は、ブナ科コナラ属の落葉高木。クヌギの語源は国木(くにき)または食之木(くのき)からという説がある。古名はつるばみ。漢字では櫟、椚、橡、栩などと表記する。 == 特徴 == 樹高は15-20mになる。 樹皮は暗い灰褐色で厚いコルク状で縦に割れ目ができる。 近縁のアベマキ(''Quercus variabilis'')と交雑したものはアベクヌギと呼ばれ、両親の中間的な特徴をもつ。 葉は互生、長楕円形で周囲には鋭い鋸歯がならぶ。葉は薄いが硬く、表面にはつやがある。新緑・紅葉が美しい。紅葉後に完全な枯葉になっても離層が形成されないため枝からなかなか落ちず、2月くらいまで枝についていることがある。これは同属のカシワと同様である。 花は雌雄別の風媒花で4-5月頃に咲く。雄花は黄色い10cmほどの房状に小さな花をつける。雌花は葉の付根に非常に小さい赤っぽい花をつける。雌花は受粉すると実を付け翌年の秋に成熟する。 実は他のブナ科の樹木の実とともにドングリとよばれる。ドングリの中では直径が約2cmと大きく、ほぼ球形で、半分は椀型の殻斗につつまれている。殻斗のまわりにはたくさんの鱗片がつく。この鱗片が細く尖って反り返った棘状になっているのがこの種の特徴でもある。実は渋味が強いため、そのままでは食用にならない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クヌギ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Quercus acutissima 」があります。 スポンサード リンク
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