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かかと(踵)は、足の裏の最も後(背中側)の部分である。きびすとも言う。靴ではかかとの下の靴底を厚くするのが普通で、英語の heel からヒールとも言う。靴のこの部分を指してかかとと言うこともある。 == 概要 == 骨格的には、下腿の骨と関節によってつながっている踵骨(しょうこつ)に相当する。手では、足のかかとに相当する部分に特に固有の名称はついていない。 ヒトのかかとの皮膚は、全身の中で最も固くて厚い。これは体重を支えるクッションの役目をしている。 西洋では、悪魔にはかかとはないとされている。ほとんどの哺乳類では、かかとに当たる部分は歩く際に地上につかない。人間のようにかかとを地上につけて歩行することを蹠行、反対にイヌやネコのようにかかとを地上につけずに歩行することを趾行と呼ぶ。 アライグマなど、人間以外にもかかとを地上につける動物もあるが、これらは、二足で立ち上がる際の安定性を増す効果がある。ただし、人のかかとのように目立たない。これは、ヒトではかかとが肥厚していると同時に、土踏まずがあるためにかかとが突出しているからである。これは、ヒトが直立二足歩行をするために発達した構造と考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「かかと」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Heel 」があります。 スポンサード リンク
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