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相鉄11000系電車(そうてつ11000けいでんしゃ)は、2009年(平成21年)に営業を開始した相模鉄道(相鉄)の通勤型電車。 本項では特に個々の編成について記す時は、簡略化のために編成中の横浜側先頭車のクハ11000形の番号を指して、- F (Formation = 編成)と呼んで各編成を表すものとする(相鉄では11001×10のように横浜側の先頭車の番号×編成内の車両数で編成を表すのが公式とされる)。 == 概要 == 製造から25 - 30年以上を経過し老朽化が進んでいる5000系電車および7000系電車初期車の置き換えを目的として製造された。 10000系電車に続いて、東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形車両をベースに設計されており、設計費やライフサイクルコストの削減を狙っている。前面のデザインを除いてほぼそのままベースの車両の設備を導入した点も10000系に準じている。ベースとなった車両はE233系電車0番台10両貫通編成で、10000系のベース車両・E231系電車の次代に当たる〔交友社『鉄道ファン』通巻580号(2009年8月号)p74〕〔2008年5月22日、相模鉄道〕。車両の製造は東急車輛製造・総合車両製作所横浜事業所を中心に、一部はJR東日本新津車両製作所(現・総合車両製作所新津事業所)が担当している。 2008年(平成20年)5月発表の「平成20年度設備投資計画」内にて第一弾として10両編成2本の投入が発表された。第一編成は同年10月、第二編成も年度内にかしわ台車両センターに到着し、年度内の営業運転開始を目指したものの調整が遅れたために、翌2009年(平成21年)5月に竣工扱いとし同年6月15日に運転を開始した。その一環として同年6月14日に相模大塚駅にて撮影会、二俣川駅でグッズ販売会が開催された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相鉄11000系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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