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躁病(そうびょう、Mania)は、精神障害の気分障害の一つ。気分が異常に高揚し、支離滅裂な言動を発したりする状態になる。また、逆に酷く落ち込んだりして鬱病と勘違いしてしまうこともある。その場合はいくら薬を処方されても一向に治らない。だが、すぐに異常な興奮状態に戻ってしまうと、治ったと間違い、放置してしまうケースが殆どで、ある意味鬱病よりも厄介な精神病かもしれない。ただし躁状態は他の疾患でもみられるため、躁状態だけで躁病や躁うつ病と断定することはできない。 現在では、『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)の登場によって、躁状態(躁病エピソード)を含む気分障害には双極性障害の診断名が用いられる。躁病が診断名として使われることはなくなっている。法律など制度上の文章ではこの限りではない。 患者自身は病気として治療する必要を感じていないことがほとんどであるが、躁病の症状は人間関係を著しく損ねる可能性があるため、その社会的予後はうつ病よりも悪いとされる。放置しておくと極端なうつ状態に落ち込むこともある。(→双極性障害を参照) == 関連項目 == * 双極性障害 * 軽躁病 * 気分障害 * 運転免許に関する欠格条項問題 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「躁病」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mania 」があります。 スポンサード リンク
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