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東京臨海広域防災公園(とうきょうりんかいこういきぼうさいこうえん)は、東京都江東区有明にある広域防災拠点および公園である。園内に防災学習施設「そなエリア東京」がある。 平常時には防災学習施設のある都市公園として、災害発生時には首都圏広域の現地対策本部として機能する。国土交通省と東京都が分担し、本部棟・ヘリポートを含む北側6.7 haを国営公園(正式名称「国営東京臨海広域防災公園」〔)、南側6.5 haを都立公園として整備している。また、本部棟には内閣府が所管する防災拠点施設が設置されている。 == 概要 == 政府都市再生本部の都市再生プロジェクト第1次決定に基づき、東扇島東公園(神奈川県川崎市東扇島)と共に東京湾臨海部の基幹的広域防災拠点(都県単位で対応不可能な甚大な災害に備える防災活動の拠点)として整備された。有明の丘地区(本公園)の担当機能は応急復旧活動の指揮、災害医療の支援、広域支援部隊等(自衛隊・警察・消防など)のベースキャンプであり、緊急物資輸送の拠点となる東扇島地区(東扇島東公園)と一体的に運用される。 首都圏において首都直下型地震など激甚な災害が発生した場合は、官邸での内閣総理大臣を本部長とする緊急災害対策本部(政府本部)の設置に続き、有明の丘地区(本公園)に内閣府副大臣(または大臣政務官)を本部長とする緊急災害現地対策本部(政府現地対策本部)が設置され、ここから首都圏(管轄区域は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の広域防災の指揮が行われる。〔 〕。 埋立地に立地し海岸からわずか数百mであるため、直下型地震により津波が発生した場合は機能不全となる恐れがあるものの、オペレーションルームのある1階レベルで海抜10m以上を確保している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京臨海広域防災公園」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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