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『たけしのコマ大数学科』(たけしのコマだいすうがくか)は、2006年4月13日から2013年9月23日まで、フジテレビで放送されていた教養・バラエティ番組。ビートたけしの冠番組。フジテレビ系列を中心に全国各地でも放送(後述)。2008年3月(第82回)までは『たけしのコマネチ大学数学科』の番組名で放送された。 == 概要 == ビートたけし、現役東大生の女子2人、コマ大数学研究会(後述)の3組が、毎回1問ずつ出題されるさまざまな数学の問題に挑む。出題される問題は、おおむね高校数学レベルのものとなっている。ヒントとして毎回テーマが提示され、それが問題を解く上での手助けとなる(テーマに従わずに解くこともできる)。 テーマおよび問題提示から、その問題に関するコマ大生のロケVTR、続いてマス北野、東大生チーム10分間の解答時間を経て、解答解説という流れで進む。ただし、近年は解答解説の前にコマ大生のロケVTRを流す場合も見られる。 番組の最後には「コマ大フィールズ賞」なるものが毎週選出され、3組いずれかにトロフィーが授与される。基本的には正解した組の中から顧問の判断により数学的に最も美しい解き方で解いた組が選ばれるが、全員不正解だったり、正解者がいても解き方がわかっておらずまぐれで正解した場合は不正解であっても正解に近い者や発想のユニークな者に与えられる。 第3回放送によると「第2回放送を終えた時点で、苦情は一つもなかった」とのことである。一方で第15回放送では「問題のレベルが落ちた」との声も紹介された。本当に数学が好きな人(数学マニアの人)から、番組に問題の解説や別解についての問い合わせがよくあるもののスタッフの誰も説明できず、対応が大変だという。 出題問題については、公平を期すため、出演者全員に問題を伏せられた状態で収録に望む(コマ大生は事前にVTR収録をするため問題を知っている)。マス北野の解答が若干早いのは他の出演者の解答を少しでも遅らせようと出題と並行して頭の中で解を行いながら茶々を入れたり、ギャグを入れ、解答を導き出しているからである。 TBSの特別ドラマ『和田アキ子殺人事件』にたけしとタカが出演した際、他局にもかかわらずこの番組の姿だった。 第35回国際エミー賞にアジア代表としてノミネートされた〔International Academy of Television Arts & Sciences NOMINEES 〕。通常月間平均視聴率18%以上の番組に贈られる「フジテレビ編成局長褒章」も特別に受章している。 また、番組を通じて数学の魅力を伝えたとして、2008年にたけしが日本数学会出版賞を受賞した〔http://mathsoc.jp/publicity/pubprize2008.html〕。 2012年、本番組のフォーマットを使った番組:en:Dara Ó Briain: School of Hard Sumsがイギリスで制作され放送された。 以前からハイビジョン制作(スタジオ映像やCGがHV対応、ただしアナログ放送ではみ出る画面左右の部分にテロップや文字を写さない)だったが、2008年12月1日のフジテレビ送出マスター更新をきっかけに、直後の12月4日深夜放送分からテロップも16:9に対応、アナログ放送ではレターボックス(画面上下に黒帯)で放送されている。 7年半の放送で2013年9月23日の323回目に最終回を迎え、1時間スペシャルで放送された〔 番組出演者 竹内薫のTwitter 2013年9月10日閲覧。〕。 なお当番組終了から1年後の2014年10月17日にたけしのフジテレビ深夜番組が特別番組で復活。番組タイトルは『たけしのダンカン馬鹿野郎!!』。北野ファンクラブを意識した番組で、出演者はたけし、ダンカン、玉袋筋太郎、〆さばアタル(雨空トッポ)、アル北郷、ビートきよし。当番組のほぼ同じスタッフ(監修の2名は除く)で放送された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「たけしのコマ大数学科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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