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鍾乳石[しょうにゅうせき]
鍾乳石(しょうにゅうせき、)は、洞窟生成物 (石灰華生成物、二次生成物とも)のうち、洞窟の壁や天井からつらら状に垂れ下がるもので、つらら石(氷柱石)とも呼ばれる。広義では、石筍や石柱等を含む洞窟生成物の総称としても使用される。 == 語源 == 鍾乳石という語は、3世紀の後漢末の本草書『神農本草経』中巻玉石部中品に「」とあり〔秋吉台の鍾乳洞-石灰洞の科学-, 1980. 河野通弘教授退官記念事業会〕、また、正倉院所蔵の奈良時代の石薬中に鍾乳床がある〔鍾乳床 大・小 宮内庁〕。 日本語の狭義の鍾乳石に相当する英語のstalactiteは、ギリシャ語で「滴る」を意味するstalasso (σταλάσσω)という語に由来する。また、英語のdripstone(点滴石、滴下石、水滴石、滴石)は、stalactiteだけでなく、stalagmite(石筍)や他の類似物をも含むより広義な用語である〔A Glossary of Karst Terminology, 1970. Geological Survey Water-Supply Paper 1899-K, US〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鍾乳石」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stalactite 」があります。
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