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てんびん座デルタ星[てんびんざでるたぼし]
てんびん座δ星 (Delta Librae) とは、てんびん座に属する3連星で、アルゴル型食変光星である。 == 性質 == てんびん座δ星は地球から300光年離れた位置にあり、スペクトル型A0Vの主系列星A、スペクトル型K1IVの準巨星B、太陽に似た恒星Cの3つの天体から成り立っている〔。このうちAとBは2.3272日周期のアルゴル型・半分離型食変光星を形成しており、実視等級が4.91から5.90の範囲で変化する〔。恒星CはABのペアから4AU程度離れた軌道を公転しているため変光には関わらない〔。 また、てんびん座δ星は、1909年にフランク・シュレシンジャーによって、恒星の自転に伴いスペクトル中の吸収線の幅が広がる現象が観測された最初の天体の一つでもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「てんびん座デルタ星」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Delta Librae 」があります。
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