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てんびん座アルファ星[てんびんざあるふぁぼし]
てんびん座α星(てんびんざアルファせい、α Lib / alpha Librae)は、てんびん座の二重星である。α1星とα2星の2つの恒星は、地球から231秒(3分51秒)離れて見える。 黄道がこの恒星にとても近いところを通っているため、月(ごくまれに惑星)による掩蔽(星食)が起こりやすい。次回この恒星に食が起こるのは2052年11月10日で、水星によるものである。 == 名称 == 固有名ズベン・エル・ゲヌビ(Zubenelgenubi)の元となったのは、アラビア語の الزبن الجنوبي (az-zuban al-janūbiyy) で南の爪を意味する。また別の説で الزبانا الجنوبي (az-zubānā al-ğanūbī、ズバーナー・ジャヌービー)の表記もある。これはてんびん座がつくられる以前、この星がさそり座の領域内にあったことに由来する。 また別名のキファ・アウストラリス (''Kiffa Australis'',''Elkhiffa Australis'') はアラビア語のキファとラテン語のアウストラリスの合成で、南の(天秤の)皿という意味である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「てんびん座アルファ星」の詳細全文を読む
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