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『とある飛空士への誓約』(とあるひくうしへのせいやく)は、犬村小六による日本のライトノベルシリーズ。イラストは森沢晴行。小学館ガガガ文庫より、2012年9月19日から2015年11月18日まで全9巻が刊行された。 『とある飛空士への夜想曲』に続く「飛空士」シリーズ第4弾にして最終作。時系列的には『とある飛空士への恋歌』4巻以降で、過去話を除いたメイン部分はニナ・ヴィエントが空族の下に連れ去られてからおおよそ1年後。誓約の4巻で恋歌4巻以降の彼女の様子が描かれ、追憶からの一連の飛空士シリーズがいずれ一つに合流するような展開を現在見せている。世界観は前作までと共通であるが、これまで登場しなかった新たな国々が主な舞台となる。また、前作までの航空機は水素電池と直流モーターが動力であったが、今作の航空機は化石燃料とレシプロエンジンを動力とするほか、ターボプロップエンジンやターボジェットエンジンを動力とする航空機も登場する。 == ストーリー == === 1巻 === 『とある飛空士への誓約』の舞台となる地域では「多島海」と呼ばれる大小さまざまな島の浮かぶ海を挟んで、南の大陸に「秋津連邦」、北の大陸に「セントヴォルト帝国」という大国が栄えている。現在、多島海は「ハイデラバード連合共同体」と友好関係を結んだ空の一族(ウラノス)の支配下にある。こうした状況を打開すべく秋津連邦とセントヴォルト帝国は同盟関係を結んだ。 その証として両国の士官学生たちが共同で大型飛空挺「エリアドール」を操って「多島海」翔破を挑むこととなった。乗員は7名。秋津連邦の箕郷からセントヴォルト帝国マウレガン島に向けて飛び立つも、道半ばで一行はウラノスの襲撃を受けてしまう。ウラノスの苛烈な攻撃を受け味方編隊は全滅。唯一生き残ったエリアドールの若き乗務員たちは単独で多島海翔破を成し遂げる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「とある飛空士への誓約」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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