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とんぶりは、アカザ科ホウキギ属 (en) の一年草であるホウキギ(ホウキソウ、ホウキグサ)の成熟果実を加熱加工した物の、日本語での名称。 日本では古来、民間療法で用いる生薬の一つであったが、現代では日本文化における食品の一つとして用いられることが多くなった。 ホウキギという植物もその実を薬用および食用とすることも古代中国からの伝来であり、日本で言う「とんぶり」と同じものを、古来中国であれ日本であれ漢方医学では地膚子(日本語読み:ぢぶし、じふし)と呼び、利尿と強壮を主な薬効とする生薬として取り扱ってきた。 とんぶりのスコパリアノシド(scoparianoside)類とコチアノシド(kochianoside)類には小腸でのグルコースの吸収抑制等による血糖値上昇抑制活性が認められた〔薬用食物の糖尿病予防成分 、吉川雅之、化学と生物 Vol.40、No.3、2002〕(詳細はサポニンを参照のこと)。 == 呼称 == 「とんぶり」の名の由来については、「ぶりこ(ハタハタの卵)に似た、唐伝来のもの」を意味する「とうぶりこ(唐ぶりこ、唐鰤子)」が省略され、転訛したものとする説が有力である。 日本語で一般にはしばしば「トンブリ」とも記されるが、「とんぶり」は生物の種を表す和名ではないため、生物学分野の学術的記述の中で片仮名表記されることは無い(一般向けの解説が主目的の場合は例外もあり)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「とんぶり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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