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のげかぜ型巡視艇
のげかぜ型巡視艇(のげかぜがたじゅんしてい、)は、海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はCL型、公称船型は改15メートル型。 == 設計 == 本型は、ちよかぜ型をベースとして、消防活動やオイルフェンス展張、曳航など、多様化する業務に対応できるよう発展させたものである〔。このため、推進器を可変ピッチ・プロペラ(CPP)に変更しているが、半滑走の中速艇にCPPを採用したという点でユニークであった。CPPの変節機構の関係から、ちよかぜ型の船体そのままでは収まらず、長さを1メートル延長した。また居住性の向上にも配慮されており、居住区には冷風装置を備えていた〔。 主機関としては、日産ディーゼルUDV816ディーゼルエンジンを搭載した。従来の15メートル型CLが直列型エンジンを採用していたのに対し、これは2サイクルのV型エンジンであった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「のげかぜ型巡視艇」の詳細全文を読む
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