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のじま型巡視船
のじま型巡視船()は、海上保安庁が運用していた巡視船の船級。分類上はPL型、公称船型は900トン型。 == 来歴 == 海上保安庁では、1954年に運輸省中央気象台(後の気象庁)から旧海軍の海防艦5隻の編入を受けて、おじか型巡視船として運用してきた。これらは巡視船としての警備救難業務を遂行するとともに、「おじか」「あつみ」の2隻を中心として、中央気象台時代からの気象観測船としての業務として、室戸岬の南方約500キロに設定された南方定点での気象観測も行ってきた。 しかしこれらの海防艦はいずれも戦時急造艦であり、特に過酷な海況でも避航が難しい定点観測業務にあたっては、やはり老朽化は深刻であった。このことから、昭和36・37年度予算で、海防艦型巡視船のうち、まず定点観測に従事していた2隻の代船が計画された。これによって建造されたのが本型である〔〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「のじま型巡視船」の詳細全文を読む
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