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宇部線(うべせん)は、山口県山口市の新山口駅から山口県宇部市の宇部駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。 == 概要 == 周防灘に沿って敷かれ、宇部市の中心市街地を貫通する。宇部市中心部および山口市南部(旧阿知須町を含む)と山陽本線の宇部駅・新山口駅との旅客輸送が中心となっている。他線への直通は厚狭駅や下関駅など宇部駅から西側方面のみであり、東側方面はすべて新山口駅が終着駅となっている。 かつては石炭輸送などの貨物輸送が盛んであり、沿線の工場などへの支線が数多く存在したが、主力であった宇部興産向けやセントラル硝子宇部工場向け(2009年10月18日限りで廃止)の石灰石輸送は宇部興産専用道路を使用したトラック輸送に切り替えられている(「宇部興産#宇部興産と鉄道貨物」も参照)。 比較的早い時期に電化された路線の一つであるが、全線が単線で地盤が悪いこともあり運行速度が遅く、宇部新川 - 新山口間では、宇部市営バスを利用する方が早く到着できる場合がある。1970年代、利便性向上のため地盤改良による高速化や、宇部駅 - 岩鼻駅間の複線化、岩鼻駅 - 東新川駅間の複線・高架化が計画されていたほか、宇部駅 - 宇部港駅間と宇部駅 - 宇部新川駅間を藤曲経由に改良し、宇部岬駅 - 宇部港駅間の路線を新設する構想もあったが、いずれも実現には至っていない。 全区間を広島支社の山口地域鉄道部が管轄している〔データで見るJR西日本 - 西日本旅客鉄道〕。路線図〔 - JRおでかけネット、2016年3月28日閲覧〕や駅掲示時刻表のシンボルで使用されているラインカラーは赤紫()。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇部線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ube Line 」があります。 スポンサード リンク
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