|
穴水駅(あなみずえき)は石川県鳳珠郡穴水町字大町にある、のと鉄道七尾線の駅で、同線の終着駅である。 == 概要 == 穴水町の代表駅で、以前は七尾線から能登線が分かれる分岐駅でもあった。駅愛称名として「まいもんの里駅」と呼称されている(「まいもん」とは、能登弁で「おいしいもの」の意である)〔外部リンク(のと鉄道)より。(2015年4月12日閲覧)〕。 かつては当駅から輪島(七尾線の一部)・蛸島(能登線)の二方面へ路線が分岐していたが、前者は2001年(平成13年)、後者は2005年(平成17年)にそれぞれ廃止され、当駅は七尾線の終着駅となった。なお、終着駅となった後も北へ400mほど線路が残されており、運転体験会などで使用されている〔『鉄道ジャーナル』通巻550号(2012年8月号)、77頁。〕。 のと鉄道が能登線の営業を引き継いで開業した当初、後にのと鉄道七尾線となる路線はJRが引き続き営業を行っており、当駅もJRの管轄だった。そのため、のと鉄道の駅は「のと穴水駅」としてJRのものとは分けられ、独自にログハウス調の駅舎も有していたが、七尾線の運営移管に伴い両者は統合され、駅名も「穴水駅」に戻った。旧のと穴水駅舎はその後貸店舗して使用されており、土産物店や自衛隊の募集連絡所などがテナントとして使用した後、2011年現在は1階に福祉作業所の販売店、2階に能登線廃止に伴い宇出津から移転したのと鉄道の本社が入っている。1階の旧コンコース部分は残されており、跨線橋と合わせて冬期間に開設される牡蠣料理店「穴水駅ホーム あつあつ亭」として利用されている。2015年3月には駅舎に隣接する場所に物産館「四季彩々」が開業〔穴水町物産館 四季彩々 〕し、それにあわせて駅舎外観の塗装変更などのリニューアルが行われている。「四季彩々」では能登地方の土産物やのと鉄道オリジナルグッズの販売のほか、そば・うどん類の軽食店も併設されている。 車両基地を有し、夜間滞泊も設定されている。この車両基地は七尾線の経営移管時に設けられたものであるが、相次ぐ路線縮小によって保有車両が減ったために持て余し気味である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「穴水駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anamizu Station 」があります。 スポンサード リンク
|