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のど自慢狂時代[のどじまんきょうじだい]
『のど自慢狂時代』(のどじまんきょうじだい)は、1949年(昭和24年)、斎藤寅次郎が監督し、東横映画が製作、大映が配給して公開した日本の長篇劇映画である〔''のど自慢狂時代''、日本映画情報システム、文化庁、2012年7月18日閲覧。〕〔''のど自慢狂時代''、日本映画製作者連盟、2012年7月18日閲覧。〕〔''のど自慢狂時代''、日本映画データベース、2012年7月18日閲覧。〕〔''のど自慢狂時代''、キネマ旬報映画データベース、2012年7月18日閲覧。〕。美空ひばりの映画デビュー作として知られる〔生誕百年特集 映画監督 斎藤寅二郎と野村浩将 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年7月18日閲覧。〕。 == 略歴・概要 == 第二次世界大戦後、従来興行会社であった東横映画が大映との協定を結び、1947年(昭和22年)、「大映第二撮影所」(現在の東映京都撮影所)を借りて同撮影所を「東横映画撮影所」とし、製作を開始、3年目に製作された現代劇が本作である〔〔〔〔〔。同社の製作開始第16作である。1946年(昭和21年)に放送を開始した人気ラジオ番組『のど自慢素人演芸会』(現在の『NHKのど自慢』)を題材にしたコメディ映画である〔。「ピアノの先生」役を演じた和田肇は、俳優和田浩治の父である〔。のちに東映名誉会長となる若き日の岡田茂が、「進行係」として本作に携わった〔''のど自慢狂時代''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年7月18日閲覧。〕。 本作に「映倫番号」が付されているのは、公開直前の同年6月14日に「映画倫理規程管理委員会」(旧映倫)が結成されたからで、1954年(昭和29年)8月まではレイティングは行われていない〔映倫の概要 、映画倫理委員会、2012年7月18日閲覧。〕。東横映画を配給するために東京映画配給(現在の東映)が設立されるのは、同年10月1日なので、本作は従来通り大映が配給した〔〔〔〔。 東京国立近代美術館フィルムセンターは、本作の上映用プリント等を所蔵しているが「48分」の不完全版である〔〔。現存するのはこの不完全版のみであり、このヴァージョンは美空ひばりの登場シーンを欠損している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「のど自慢狂時代」の詳細全文を読む
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