|
『ドラえもん のび太の恐竜2006』(ドラえもん のびたのきょうりゅうにいまるまるろく)は、2006年3月4日に公開された日本のアニメ映画。 映画ドラえもんシリーズ通算第26作(第2作2期シリーズ第1作)。 この作品は、1980年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイクである。 まんがドラえもん誕生35周年記念作品。第1回Invitation AWARDSアニメーション賞受賞作品(『時をかける少女』と同時受賞)。 == 解説 == 第2作第2期にリニューアル後、はじめての映画ドラえもん。 2005年はリニューアル期であったことから映画が公開されなかったため、本作品は2年ぶりの映画ドラえもんシリーズである。ちなみに、1980年の初公開以降、公開されなかった年はこの2005年のみである。 本作品はスタジオジブリ出身の小西賢一を作画監督に迎えており、テレビアニメと絵柄が異なり小西が作画監督を務めた『ホーホケキョ となりの山田くん』と同じく輪郭線がところどころ意図的にとぎれて描かれている。また、森久司、松本憲生、橋本晋治など著名アニメーターも多数参加し、それぞれの個性が随所に現れている。シンエイ動画の筆頭アニメーターである大塚正実が1989年の『ドラえもん のび太の日本誕生』以来17年ぶりに参加している。美術背景も、美術監督である西田稔によって写実的に描かれ、木船徳光率いるIKIF+による3DCGも随所で効果的に活用された意欲作となっている。長年オープニングはCGを多用したものが主流だったが今回はクレイアニメを交えたものになっている。 映画ドラえもんシリーズとしては初めて製作委員会方式が採られ、新たに小学館プロダクションが出資と製作に参加した。 2006年4月下旬にオープンしたモレラ岐阜の映画館などでも追加上映され、ほとんどの映画館でも5月末までの長期にわたる上映となった。また、当時の映画ドラえもんシリーズの最高興行収入となる、32億8000万円を記録した。 2007年3月10日土曜に、はじめてテレビ放映されたものの、2作目以降のテレビ放映は金曜日となった。視聴率は9.4%。 海外でも公開され、中国で初めて公開された日本のアニメ映画作品である(2007年7月公開)。台湾(2007年9月14日公開)のほか、シンガポール、スペイン、フランスでも公開された。 また、第2期では本作品のみ、野比家のふすまがテレビシリーズのものと同じ美術設定で描かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラえもん のび太の恐竜2006」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Doraemon: Nobita's Dinosaur 2006 」があります。 スポンサード リンク
|