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のぼり : ウィキペディア日本語版
幟[のぼり]

(のぼり)は、日本におけるの形式のひとつ。長辺の一方と上辺竿にくくりつけたものを指す。
== 起源 ==

平安時代以来、武士たちは軍容を誇示したり、自軍と敵軍との識別をおこなうために、長いの短辺に木を通してで吊り上げてになびかせる、の高い流れ旗を軍団の象徴として掲げた。
時代が下って室町時代になると武家の一族間での争いが増加し、同じ流れ旗と同じ家紋を用いる敵味方の判断に混乱を生じるようになった。このため、布地の長辺の一方と上辺のあわせてふたつの辺を旗竿に結びつけることで流れ旗との識別を容易にしたが発案され、全国の武家へと徐々に広まっていったとされる。
幟はそれまでの流れ旗に置き換わっただけではなく、管理がしやすいことから戦国時代を経て幅広く利用されるようになった。と呼ばれる馬印や旗差物などに幟が用いられ、日本における軍旗の一形式となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「幟」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nobori 」があります。



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