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はらだし はらだし、腹出しは、大きな顔に手足がついたような姿の日本の妖怪。作家・佐藤有文の妖怪関連の書籍に多く登場している。 == 概要 == 夜中に現われ、酒をすすめると喜んで飲み、こっけいな踊りを始める。その踊りを見た人には良いことがあるといわれる。他の多くの妖怪のように、人間を困らせることはしない。陽気な性格で、悲しんでいる人間を慰めることもある。悩んでいる人間が酒でもてなすと、腹踊りをしてその悩みを消し去り、希望をわかせる〔などとも解説されている。 別の説では、古くてぼろぼろの寺に住む妖怪とされる。一見すると普通の人間の姿だが、様々なものに化けることができ、特に自分の腹に顔を作り出して人を脅かすことが好き。しかし実際には、道に迷った人を寺に泊めるなど親切な性格で、吹雪の中で迷った人を暖かい部屋で御馳走でもてなしたこともあるという。 以上のような解説は江戸時代の書籍や伝承資料などには確認されておらず、情報の出典が不明のため、その解説は佐藤有文などによる創作ではないかと平成以降(2000年~)には指摘されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「はらだし」の詳細全文を読む
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