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『ぱんほー!』は、ゆうきりんによる日本のライトノベル。イラストは上田梯子が担当。ホビージャパン・HJ文庫刊。 タイトルの「ぱんほー!」は「パンツァー・フォア!」(独: ''“Panzer vor!”'' 「戦車を前進させよ」の意)の略。 == ストーリー == 1945年5月、ナチス・ドイツは首都・ベルリンの陥落により敗戦を迎える。一方、枢軸国の一角であった日本は僅かな望みを託してアメリカ合衆国に講和を申し入れるが、アメリカ側の厭戦ムードが後押しする形で大方の予想を覆し日米講和は成立。その結果、第二次世界大戦は平和裡に終了するが日米講和成立と同時に2月のヤルタ会談でアメリカ・イギリス・ソビエトの3ヶ国が取り決めた領土割譲の枠組みは崩壊、ドイツは新政府が機能停止状態に追いやられると共に連合国側が各々、国内や植民地で勃発した分離独立運動への対処を優先したことも手伝い全土が無政府状態となった。 それから月日は流れ、ドイツには世界各国から腕利きの傭兵やならず者が集まって掠奪を繰り広げる無法地帯化が進む一方であったが、その無法ドイツで潜入取材を試みていたジャーナリスト志望の少年・五色将角は廃墟と化した街で戦車から砲撃を受け、どうにか砲弾の直撃は免れるが戦車から降りて来た少女に愛用のライカを奪われそうになる。 その少女、ヒルデガルド率いるケルベロス隊は軽駆逐戦車ヘッツァーを操る傭兵部隊であった。将角はライカを譲らない代わりに護衛を依頼するが、金の入った袋を無くしてしまい本来は4人乗りのヘッツァーに欠けていた装填手として部隊に従事することになる。 そして、将角が加わった新生ケルベロス隊に別の戦車隊を全滅させた姿の見えない《幽霊戦車》の正体を突き止る任務が舞い込んで来る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ぱんほー!」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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