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ひいらぎ : ウィキペディア日本語版
ヒイラギ

ヒイラギ(柊・疼木・柊木、学名: )は、モクセイ科モクセイ属常緑小高木である。和名は、の縁のに触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」旨を表す日本語古語動詞働き言端)である「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」の連用形・「疼(ひひら)き・疼(ひいら)ぎ」をもって名詞(なことば)としたことによる。
== 形態・生態 ==
樹高は4-8m。
対生し、質で光沢があり、その形は楕円形から卵状長楕円形をしている。その縁には先が鋭いとなった鋭鋸歯がある。また、老樹になると葉の刺は次第に少なくなり、縁は丸くなってしまう。種小名は「異なる葉」を意味し、この性質に由来する。
花期は11-12月であり、葉腋に白色の小花を密生させる。雌雄異株で、雄株のは2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実する。花は同じモクセイ属のキンモクセイに似た芳香がある。花冠は4深裂して、径5mmになる。
は長さ12-15mmになる核果で、翌年6-7月に暗紫色に熟す。そして、その実が鳥に食べられることにより、が散布されることになるのである。

ファイル:Osmanthus heterophyllus5.jpg|樹皮
ファイル:Osmanthus heterophyllus4.jpg|
ファイル:Leiognathus nuchalis.jpg|




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヒイラギ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Osmanthus heterophyllus 」があります。



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