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ひと結び(ひとむすび)は、ロープなどを芯に縛り付ける結び方(ヒッチ)のひとつ。 ひと結びは以下の2つの意味に用いられる〔『ロープの結び方』 20-21頁・94頁。〕。 #(交点に荷重がかかるように)芯に一重の巻きを施すこと。 #芯に1度回したロープに対して止め結びを施すこと(つまり芯を外してロープを引くと止め結びになる)。 英語でも両者を区別せずハーフ・ヒッチ(Half hitch)ということが多いが、1の用法であることを強調するときはシングル・ヒッチ(Single hitch)やシンプル・ヒッチ(Simple hitch)ということがある〔『ロープの結び方』25頁。〕。 右の図は2の意味でのひと結びである。また、2の意味でのひと結びは、ロープを芯に回したあと、ロープの残りの部分を芯とみなして1の意味でのひと結びを1回施したものと考えることもできる。このように考えたとき、芯にかけたロープに1の意味でのひと結びを1回でなく2回施した結び方がふた結びとなる〔『ロープの結び方』 67頁。〕。 ひと結びの強度はそれほど高くなく、ほかの結び方と組み合わせて使うことが多い〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』30頁。〕。 1の意味でのひと結びは、例えば本結びをしたあと両端をそれぞれ(残りの紐の部分を芯とみなして)ひと結びしておいたり〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』 73頁。〕、巻き結びをしたあとやはり残りのロープを芯とみなしてひと結びしたり〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』 114頁・185頁。〕するのに用いられる。 ボートを岸に係留するとき、一時的にであれば2の意味でのひと結びを使うことがある〔『暮らしに役立つひもとロープの結び方』 230頁。〕。 ==関連する結び目== ;ひばり結び・巻き結び :これらはともに芯に2回(1の意味での)ひと結びを施して得られるヒッチである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひと結び」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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