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ひのそ島[ひのそじま]
簸磯島(ひのそじま)は、兵庫県北東部を流れる円山川の下流に浮かぶ中州(川中島)。豊岡市城崎町にあり、河口の日本海からは約6-7kmの距離にある。最南端部の左岸にはJR山陰本線玄武洞駅があり、右岸には玄武洞がある。 掘削事業完成前は全長1,500m〔豊岡市北部地区説明ページ (5)簸磯(ひのそ)島 豊岡河川国道事務所〕、全幅180m〔、最高位海抜2.3m〔、面積約16ヘクタール〔円山川の中州「ひのそ島」観察会(報告) コウノトリ市民研究所〕だった〔コウノトリ市民研究所は全長約1,400m、最大幅約200mだったとしている〕。 == 地理・自然 ==
但馬地方を流れる円山川は中流域で急激に河床勾配が緩やかになるため、勾配の境目である豊岡盆地以北には土砂が堆積しやすく、豊岡市市街地東部の堀川橋と河口の間には一日市島やひのそ島などいくつかの中州が存在する〔。河川敷の随所が湿地となっているが、これらの湿地は近畿地方有数の絶滅危惧植物集中地域であり、シッチコモリグモはひのそ島が西日本唯一の生息地である〔。島中央部の池では帰化種のカダヤシが確認されているが、どのようにして中州にやってきたかは不明である。2012年4月にはひのそ島を含む「円山川下流域及び周辺水田」が国指定鳥獣保護区に設定され、同年6月にはラムサール条約に登録されて水鳥(特にコウノトリ)の重要な生息地として認められた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひのそ島」の詳細全文を読む
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