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ひょうたん書店(ひょうたんしょてん)は、有限会社ひょうたんが鹿児島県鹿児島市西田二丁目にて営業していたコミック専門店・アニメショップである。 == 概要 == 書店の開業を考えていた創業者が、当時閉店を予定していた同名の書店を引き継ぐ形で1986年に創業したと公式サイトにおいて述べている〔ひょうたん書店のアットホームを支える3姉妹、ひょうたん書店を語る 〕。近隣に進出した大型書店との差別化のため〔勝田康一郎「レジから檄 業態転換…店作りの原点」『新文化』2004年(平成16年)1月22日付8面。〕 、1997年から漫画専門店に転換〔本坊弓子「373ワイド フォーカス 文化部発 町の本屋さん岐路 大型化、出版不況、少子化… 存続へ外商、専門化に力」『南日本新聞』2012年(平成24年)2月16日付12面。〕。1999年4月には東千石町(天文館)に出店した〔「漫画専門店 相次ぎ開業 鹿児島市 蔵書数万冊、バラエティー富む品ぞろえ チャージ料だけの店も 飲食なし」『南日本新聞』1999年(平成11年)5月3日付朝刊21面。〕。 1998年11月、南日本新聞の記事で「ほかの本屋で扱っていないようなマニア向けの本」を主力商品とし「一部のファンには強く支持され、口コミで知った客が市外はもちろん熊本、宮崎からも訪ねてくる」書店として掲載された〔「連載 かごしま書店サバイバル 下・知恵比べ 個性化、専門化で集客」『南日本新聞』1998年(平成10年)11月19日付朝刊8面。〕。また、2012年2月にも同紙記事で「宮崎など県外からも客が訪れる」書店として掲載された〔。 『新世紀エヴァンゲリオン』を鹿児島県で放送するよう求める署名活動を顧客とともに街頭で展開したことがあるほか〔勝田康一郎「レジから檄 人生変えた〝出会い〟」『新文化』2004年(平成16年)5月20日付10面。〕、スポンサーとして『もやしもん』『さよなら絶望先生』といった番組を提供したこともある〔『ケトル』第0号、太田出版、2011年4月、44ページ。ISBN 978-4-7783-1257-2。〕。 2016年2月に入り、出版取次業者の太洋社が自主廃業の準備に入ったことに伴い、既存契約の条件で取引可能な取次業者が見つからなかったことから今後の店舗営業が困難と判断、店頭小売から撤退し同年2月14日をもって既存店舗を閉店すると公式Twitterで発表した〔、、〕。今後は通信販売業務に特化して事業を継続していくことになっている〔(有)ひょうたん~太洋社の自主廃業に向けた動きに連鎖し、店頭小売から撤退~ ,東京商工リサーチ,2016年2月15日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ひょうたん書店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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