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びわこ京阪奈線(びわこけいはんなせん)は、滋賀県米原市の米原駅と京都府京田辺市の京田辺駅を結ぶ鉄道路線、並びにその構想である。 == 概要 == 既存の近江鉄道本線(米原 - 貴生川間)と信楽高原鐵道信楽線(貴生川 - 信楽間)を改良の上、信楽 - 京田辺間に新線を建設し、滋賀県湖東地域と京都府南部地域(関西文化学術研究都市)、並びに大阪市中心部とを直結する鉄道整備構想である。 1987年に廃止された鉄道敷設法の予定路線を記した別表には「第76号. 滋賀縣貴生川ヨリ京都府加茂ニ至ル鐡道」が掲げられていたが、信楽 - 加茂間は建設されず、代わって2002年まで西日本ジェイアールバス近城線が信楽駅 - 加茂駅間に運行されていた。 滋賀県側の関係自治体(滋賀県ならびに彦根市・近江八幡市・甲賀市・東近江市・米原市・日野町・愛荘町・豊郷町・甲良町・多賀町)によって、「びわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会」が結成されている。同会では、びわこ京阪奈線の建設効果として、沿線の活性化や地域振興のほか、大阪湾ベイエリア地域との交流軸の強化、ならびに東海道本線のバイパス機能を挙げている。 滋賀県側に比べて、京都府側の関係自治体(京都府ならびに城陽市・京田辺市・井手町・宇治田原町)はびわこ京阪奈線構想に対して冷ややかである。しかし、宇治田原町は、町内に鉄道が無く四方を山に囲まれており町外への交通手段が限られているため、鉄道を要望する住民の声は少なくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「びわこ京阪奈線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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