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ふたなり
ふたなり(二成、双成、二形)とは、一つのものが二つの形状を持つことをいい、特に一人で男性と女性の性器を兼ね備えた、いわゆる両性具有を指す。はにわり(半月)ともいう。現代では主に創作物における概念として使用される。 == 概要 ==
古来の日本では、半陰陽という二極に分類できない第三の性という概念で使用されてきた。ただし、平安時代後期に書かれた病草紙には「二形」という題で男性の占い師が半陰陽だったという話が描かれている。半陰陽の形態としてのそれは両方の性器を持った存在を表すものであり、狭義には卵巣を持ち、外性器が男性形である女性半陰陽を指すことが多い。 「ふたなり」と「在原業平」を合わせた「ふたなりひら」という言葉もあり、半陰陽の意味のほかに女性のように美しい男性のことを指す場合がある。 なお、1357年ごろのの著書「東方旅行記」には、エチオピアの一本足族、耳長族などと一緒に「ふたなり族」も登場する。〔「世界の奇書」自由国民社、57頁〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ふたなり」の詳細全文を読む
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